ビロードのうさぎ
2008年 01月 28日
マージェリー・Wビアンコ原作
酒井駒子/絵・抄訳
以前から欲しかったこちらの本を購入しました。
「The Veloveteen Rabbit」は世界各国で翻訳され、愛されていますが、
昨年、酒井駒子さんが抄訳、絵を書かれて出版されたものです。
クリスマスにぼうやに送られたビロードのうさぎのぬいぐるみ。
はじめの頃は、ぼうやのお気に入りではありませんでしたが、
ある時からいつも一緒に眠り、遊び、ぼうやのいちばんのおともだちになります。
ぼうやにとっては、ほんもののうさぎになったのです。
月日が経ち、だんだんと古くなり、よごれていきます。
それでもぼうやに愛され続け、それをとても幸せに思っているうさぎですが、
お別れの時がくるのです。
結末はどうぞ本を手にとって読んでみて欲しいと思います。
切なくも、希望の光がみえる素敵なお話です。
本屋さんで読んでいながら、うるうるしてしまいましたよ^^
絵もとても素敵で、お話のイメージにとてもあっています。
酒井駒子さんは、黒色の使い方が印象的な絵を書かれます。
こどものためというより、私が欲しかった本です。
手元にあるのがうれしくて、飾っておきたいぐらいです☆
by kurara-ekko
| 2008-01-28 19:59
| 絵本